2000年の
有珠山噴火の時に噴火した山だそうで、1.6kmの散策路が整備されていました。
散策路の右側は、元々は下り坂の道路だったところで、
噴火による地盤の隆起で、
アスファルトが波打って壊れ、しかも上り坂になったのだとか。
取り残された重機(噴火の時、水道菅の修理中だったそうです)や製菓工場や、
ところどころに上がる水蒸気や、
火口跡を見ながら歩きました。
この2000年の
有珠山噴火では、噴火が始まる3日前から1万6千人ほどの住民が避難して、
民家が密集したところで起きた、50もの噴火口ができるほどの大噴火にもかかわらず、
ひとりの死者も出さなかったそうです。
予知と防災の成果。
まさに、自然との共生ですね。
洞爺湖温泉も、熱泥流で半分以上が埋もれ、その後復興を果たしたそうですが、
知らずに温泉に浸かってきました。
「土地の歴史を感じられたし、西山が見られたのが一番良かったなぁ」