「楽しいな~!今日は早起きしたけど、
早起きは三文の徳っていうのは本当だな~」と、
早起きは三文の徳っていうのは本当だな~」と、
朝5時過ぎにつくばを出発して築地を目指したEちゃん。
「『早起きは三文の徳』ってわかる?」
EちゃんがLを振り返ると、
EちゃんがLを振り返ると、
「わかる~。同じようなことわざが英語にもある。
The early bird catches the worm(早起きの鳥は虫を捕る).
英語の方は魚じゃなくて虫だけどね」とL。
英語の方は魚じゃなくて虫だけどね」とL。
魚じゃなくて??
「だって、日本語のことわざでは、
『早起きの鳥はサーモンを捕るから得』でしょう?
英語では鮭じゃなくて、『虫を捕る』から得」とL。
『早起きの鳥はサーモンを捕るから得』でしょう?
英語では鮭じゃなくて、『虫を捕る』から得」とL。
L、「早起きはサーモンの得」じゃなくて、三文だよ。
いくら日本通のLでも、「三文」なんて、
現代の日本では耳にしない言葉ですものね。
現代の日本では耳にしない言葉ですものね。
さて、サーモンではないことはわかっていても、「どうして三文?」という
Lからの質問にはしっかり答えられなかったEちゃんと私ですが、
Lからの質問にはしっかり答えられなかったEちゃんと私ですが、
後で調べると、このことわざには、鳥でもなく、サーモンでもなく、
鹿が絡んでいるのですね。
鹿が絡んでいるのですね。
朝起きて、家の前に鹿が倒れていると、自分がやったわけではなくても
罰金を払わなくてはならないので、鹿を隣の家の前に置き、
置かれた家はまた隣の家に置き・・・
罰金を払わなくてはならないので、鹿を隣の家の前に置き、
置かれた家はまた隣の家に置き・・・
最後まで寝ていて家の前に鹿が置かれた人が罰金を払ったのだとか。
「早起きの鳥は虫を捕る」と比べると、だいぶ背景を背負ったことわざですね。
早起きして良いことがあると、
「早起きはサーモンの得だな~」とつぶやいては、
「早起きはサーモンの得だな~」とつぶやいては、