ハットリくんとドラえもん

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ワークショップでタイ人のAに再会。
2年ほど前に2か月間、同じオフィスで働いたことがあります。

「僕たちは古い友達だから」
と口にするA。

そんなには古くはないけれど、良い友達です。

「Aの住所は○○タワーとあるでしょう?タワーというからには高い建物なの?」
メディアタワーを通り過ぎながら、Aに質問。

「ノーノーノーノー!タイでは、高くなくてもタワーって呼ぶんだよ」
「そうなの。何階建て?」
「8階しかない」
結構高い。

「借りてるの?」と私。
「去年買ったんだ。家賃を払うのがもったいないし、大学の近くで便利だから」とA。

日本が大好きなA。

「実は家の中はほとんど日本だよ。部屋には畳を敷いてるし、ベッドもなくて
布団なんだ」

「タイで畳を売ってるの?」
驚いて聞くと、
「タイで安く畳を作って日本に輸出してるんだよ」

あとでその話をネパール人ボスにしましたが、驚く様子もないボス。
「僕もいつかネパールに帰って家を建てる時は畳を敷くつもりだよ」

4年前にメキシコで会ったタイ人シワトを思い出しました。
日本の高校に留学経験があるという彼に、「なぜ留学先に日本を選んだの?」と聞くと、

「いろんな理由があったけど、一番はドラえもんが大好きだったから。
日本のホームステイ先の畳の部屋を見た時は、『ドラえもんと同じだ!!』と感激したよ」

「Aは日本のどこがそんなに好きなの?」
タイ人Aに聞く日本人Eちゃん。

「難しい質問だね。全部だから」とA。
「でも一番は忍者じゃない?」と私。

子供のころに忍者に憧れていたと聞いたことがある。

「そう、忍者!忍者のマンガが大好きだったんだ」

忍者のマンガ…。ハットリくん???

「そう!ハットリ!!○○とか、○○とか…」
登場キャラクターの名前を口にするA。

マンガの力は大きいですね。


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写真はレセプション会場のニューオータニインの
眺めの良いレストランの、デザートの盛り合わせです。