メキシコの「きねま」

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メキシコ滞在中、日本人は一度も見かけなかったけれど、
日本語は三回見かけた。

一度目はメキシコ・シティのホテルの近くのスーパーで。
ぽっちゃりした小学生の男の子の、Tシャツの背中に大きく「日本」の文字。
「オラ。背中に日本って書いてありますね。
私、日本から来たので、ただハーイって言いたかったの」と話しかける。

男の子「・・・(にこにこ。そばのお母さんを見上げる)」
お母さん「・・・(にこにこ)」
私「・・・(にこにこ)」

英語は伝わらなかったけれど、アジア人がなにやら背中を指差して
嬉しそうに話しかけてきて、意図は伝わったことでしょう。

二度目もメキシコ・シティ
ホテルから少し遠いショッピング・モールの、小さな雑貨店のショー・ウインドウに
「きねま」の文字。

きねま??

まねき猫が並ぶ。
メラニー、これ、ひらがなの順番間違えてる」
夜遅い時間、お店は閉まっているので、メラニーときねまのウインドウを覗く。

なにやら説明が。
「1946, 1958, 1970, 1982, 1994, 2006. なんとかかんとか、なんとかかんとか(スペイン語)」
ところどころに、"Japon"の文字。

「日本ではここにある年が猫年です、ってことじゃない?」とメラニー
「猫年はないよ?」
「日本には動物の年があるじゃない?」
「あるけど、猫年はないの」
「でも、きっとそういう説明じゃない?」

「1946, 1958, 1970, 1982, 1994, 2006は猫年です」
???
それとも、
「1946, 1958, 1970, 1982, 1994, 2006は犬年です」
という説明とまねき猫?(まねき猫を犬だと思ってる?)

そして三度目は、写真の通りです。
タスコの食堂のかたすみで売られていた「寿し」。
ありがちな、アボカドなどの巻き寿司のようでした(海苔はなし)。

P.S. Iさんとの恋は?との質問をいただきますが、
Iさんには6年越しのガールフレンドがいます。